宮城の伝統工芸:鳴子漆器


宮城県の伝統工芸品として有名な鳴子漆器はおよそ350年前、寛永年間に作り始めいらい歴史を持つ工芸品です。

当時の領主が地元の漆器職人や蒔絵職人を京都へと修行に出し、鳴子漆器の生産に力に作られるようになりました。
この時代の書物からは箸や楊枝といった小物が既に生産されていることや、漆の採取がつかっており、漆器が鳴子の主要産物であったことがわかっています。
そんな鳴子漆器の特徴はなんと言ってもその塗立て技術にあります。

塗りは木目を生かす木地呂塗りや、墨流しの技法である竜文塗りなど多彩で、どれも素晴らしい美しさがあります。
使い込むほどに透明感が増して飴色に輝く「木地呂(きじろ)塗」、木目の美しさを生かした「拭き漆」などの代表的技法が特徴で
塗りの美しさだけでなく、蒔絵によって飾りつけが加えられ人気を博しております。

漆の美しい艶に蒔絵の輝きが加わることで、よりいっそう工芸品としての価値が増しますこのように外見が非常に美しい鳴子漆器ですが、日用品としてもその使い勝手や丈夫さ日用品として使われているものもたくさんあります。
平成3年に伝統的工芸品の指定も受けた鳴子漆器は現在、見学や体験などを受け付け般の人にも親しんでもらえるようにとの運動が広がっている他、新しい取り組みも次々に行っています。

最終的には海外への進出も視野に入れた努力が日夜行われており、飽きの来ない、美しい工芸品として成長を続けています。

宮城の伝統工芸:鳴子漆器の購入先:

沢口漆器
住所大崎市鳴子温泉湯元1-2
電話0229-83-3011
FAX0229-83-2665

佐々木漆器店
住所大崎市鳴子温泉湯元27-1
電話0229-83-3316