八尾和紙とは(やつおわし)


祭事「おわら風の盆」で全国的にも有名な、富山県中南部の、岐阜県と県境を町が八尾で、

我が国でも古い紙漉き場として、八尾和紙は、国指定伝統工芸品に認められている

八尾和紙の作り方

昔から伝わる手作りの紙漉き方法を守り、山から伐採してきたクワ科の植物で大釜で蒸し、 皮を剥いで繊維層の肉皮をソーダで煮た後、水で洗いアクを抜き、キズものやで、 叩きほぐして紙に漉かれる八尾和紙は、非常に丈夫で腰があり、現在では和なく、 その丈夫さを活かして、財布や手提げ袋など、さまざまに工夫をこらした加工品となる。

八尾和紙の歴史

そもそも八尾和紙は、元禄時代(1688-1703)、全国的に販路を伸ばしていた、
「富山の売薬」の膏薬紙、袋紙、包装紙としての需要に支えられ、発展した。
富山に反魂丹(はんごんたん)配置の業がなされ、薬袋紙の需要によって生産していた
正倉院文書や延期式に「越中紙」と記されるほど、歴史の古い和紙である。

往年は「八尾に紙を漉かざる家なし」と言われるほどの盛況ぶりで、傘紙、障子
提灯紙、帳面紙などにも利用されるようになった。

現在の八尾和紙

日本では古くから着物、羽織、又は生活必需品の一部に、和紙を活用していた
戦後は時代の流れと生活スタイルの変化について行けず衰退・・・

しかしながら現在でも数軒の紙漉き場で、八尾和紙が作られ、
手漉き和紙の伝統を守り、育もうと励む八尾の職人たちによる様々な取り組みが行われている