滋賀県の伝統工芸:彦根仏壇とは(ひこねぶつだん)

滋賀県の代表的な伝統工業に彦根仏壇があります。彦根仏壇は1975年(昭和50年)に伝統的工芸品として指定されています。
伝統工芸品とは伝統産業を後世まで継承していくために定められたもので、仏壇が指定されるのは彦根仏壇がはじめてですべての彦根仏壇には伝統証紙が貼られているので、一度確かめてみてください。
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仏壇が広がったのは江戸時代にキリスト教が禁止されたことがきっかけです。
江戸幕府が仏教の宗派をかえることめ、家に自分の宗派の仏壇を備えるようになりました。
このころ仏壇の製造を手がけたのは、武器や武具をつくる武具師達です。
武具を作る技術を生かし、平和産業である仏壇の製造へと転向していきました。

 滋賀県彦根市は日本のちょうど真ん中あたりにあります。彦根市のある湖東地域は昔から仏教の盛んな土地でした。
当時は中山道の宿場町で材料を集めやすかったことも、彦根仏壇が盛んになった理由のひとつだと言われています。
 仏壇は彫刻、蒔絵、箔押し、木工など複数の分野において職人の技術が必要です。


数々の工程の職人が揃っていたことも、伝統工芸品にまで発展した彦根仏壇の特徴だと言えます。

彦根仏壇に必要な技術を持つ後継者の育成は彦根仏壇事業協同組合によって維持されています。
 毎年11月に開催される彦根仏壇展は彦根市の秋の風物詩。昨年はひこにゃんも参加しました。
けやきの持つ独特の木目をいかした彦根仏壇の美しさをぜひ目の前で感じてください。

そして、地方経済を助ける地域団体商標 彦根仏壇を取得されました

「地域団体商標」とは何か


「商標」とは、事業者が扱う者の出処混同を避けるためにつかいます。

この場合の「商標」には、「地域名」と「商品名」からなる商標は使用できないことになっていましたが、
地域ブランドの保護と地域おこしの観点から、平成17年度に商標法を一部改正し「地域団体商標制度」が導入され、
「地域名」と「商品名」からなる「地名入り商標」が認められることになりました。

「彦根仏壇」もこのたび認可され「地域団体商標 彦根仏壇Ⓡ」として商標登録されました。
地域ブランドの保護と地域おこしを国も期待しているんですね。