伝統野菜ニュース・伝統野菜を生産する南丹市園部町大河内編

現在南丹市園部町大河内にお住まいの伊藤博隆(いとうひろたか)さんは2007年10月にIターンして農業一筋に歩んできました。
伊藤さん元は大阪の料理人!1993年から働いてきた野菜料理店のからお店時代は、
京都の上賀茂の農家さんから直接野菜を仕入れていたが、農家さんがだんだん高齢化が進むにつれて、自分も農家を手伝うようになり、そこで野菜は片手間ではいいものは作れないと、「永久に農業をしよう」と移住を決めIターンしました。

 

伊藤さんは本格的な農業は初めてでしたが、料理人の経験から「できるだけいい野菜を届けたい」と本で知った「無農薬・無施肥」という農法にチャレンジしました。
無農薬野菜とはよく聞きますが、無施肥栽培は私は初めて聞きました。肥料をいっさいやらずに育てる栽培方法は、通常の肥料をやった野菜よりは、成長は遅いけどその分養分を求めて根を張るようです。

 

この無施肥栽培メリットとして長期間収穫できて、連作障害が少なく近隣の住民も同じように栽培する方も増えて、近隣の注目を集めているそうです。

 

気になる伊藤さんが育てている野菜は?賀茂ナスや鹿が谷かぼちゃなど京都の伝統野菜や、山形県に伝わるインゲン豆の一種「まんずなる」や神奈川県のキュウリの一種「相模半白」(さがみはんじろ)など全国の多種多様なタネを伊藤さんスタイルで、古い文献を頼りに各地に伝わるタネを探し巡っています。
最近品種改良されるタネが多いですが、伊藤さんは昔から伝わる野菜は無肥料に苦労せずに栽培できるからこだわり続けるのだとか。

 

元料理人伊藤博隆さんの伝統野菜の栽培はまだ始まったばかりです。現在の出荷先は昔の知人や料理店口コミで広がった個人客などです。
料理人の経験をいかして、伝統野菜を使用したお料理レシピも添えて送ってくれるそうですよ!
奥様にはありがたいサービスですね!今晩のおかずはこれで決まりでしょうか?
今回の新聞掲載でさらに口コミでこの情報が広がり、伊藤さん大忙しになるでしょうね。

 

伊藤さん同じ京都府民として、伝統野菜栽培を伝承していけるように、全国各地の伝統野菜のタネ探しも頑張ってくださいね!応援していますよ!
京都北部にも伊藤さんの野菜販売されないかな?なんて独り言でした。

京都新聞2009年7月11日土曜日掲載

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