大分県の伝統野菜:チョロギ(ちょろぎ)
チョロギという野菜は、大分県で数多く栽培されている伝統野菜の一つで、
江戸時代の頃に中国から伝わってきたとされるシソ科に属する野菜です。
名前だけ聞いてもあまりピンと来ないかと思いますが、
お正月のおせち料理などに添えられている赤くて巻貝のような形をしている野菜です。
このチョロギという野菜は最初から真っ赤なのではなく、
もとは白色をしていて若干ではありますが芋虫のようにも見えます。
また、一般的には「チョロギ」とカタカナで表記されていますが、
実は漢字で表記すると何種類も存在しているのだそうです。
例えば、外見が蚕の形に似ている事から「草石蚕」と表記されたり、
「丁呂木」と当て字で表記されたり、または何かの祝い事でチョロギを食べる時は
「千代呂木」や「長老木」、「長老貴」など様々です。
そしてチョロギという名前ですが、
これは中国で「朝露葱」と呼ばれているのを日本語で読んだ時に
「チョロギ」と発音したのがきっかけとされています。
チョロギの食べ方は主に塩漬けで、お正月のおせち料理などに登場しています。
その際は赤く染められているかと思いますが、
それはシソ酢や梅酢などに漬けられているためで、おせち料理の彩りを鮮やかにしてくれます。
また、塩漬け以外にも調理法があり、
茹でて食べたりしても美味しいですしお吸い物の具としての使用も出来ます。
また、天ぷらなどにしてもピリッと辛味が効いて非常に美味しいのではないでしょうか?