千葉県の伝統野菜:大浦ごぼう(おおうらごぼう)
大浦ごぼうは千葉県で生産されているごぼうで200年以上も前から栽培が行われている、千葉県の伝統野菜の一つです。
しかし、現在このごぼうを栽培している農家はわずかに8戸だけで、
生産量も年間800本程度と非常に少ないため市場に出回る事はほとんどありません。
ですが、稀にサイズや品質が基準値以下だった場合、
煮物に加工したりそのままの状態で朝市などに姿を現す事もあるようです。
この大浦ごぼうは誰かが種から作り出したのではなく、
近くのゴミ捨て場に自生していたのを鈴木四郎兵衛という方が見つけたのが始まりだとされています。
それからそのごぼうを持ち帰った鈴木さんは自宅で品種改良を行い、今のような姿になったそうです。
また、大浦ごぼうは一般的に知られているような細くて長いごぼうとはまったく異なり、長さは1メートル、胴回りは30センチにもなるごぼうにしては巨大過ぎる外見をしています。
さらに重さもだいたい5キロ程度と重いので、
一目見ただけでは到底ごぼうとは思えないのではないでしょうか?
しかし、一見大き過ぎて使いにくそうな野菜ですが、
含め煮などにすると非常に柔らかくなり味も良いので、
精進料理には欠かす事のできない食材なのです。
また、この大浦ごぼうは千葉県の大浦地区でしか育つ事の出来ない野菜なので、
この種を持ち帰って他の土地で栽培しようとしても上手く育てる事が出来ないのだそうです。
ですので大浦ごぼうを食べてみたいという方は「大浦ごぼう保存組合」までお問い合わせください。