東京の伝統野菜:馬込大太三寸人参(まごめだいださんずんにんじん)
東京都で栽培されている馬込大太三寸人参は、「砂村三寸」と「川崎三寸」を
交配させて誕生した東京都の地方野菜です。
この人参を誕生させたのは河原清吉氏など複数の方達がこの世に生み出しました。
もともとこの方達は人参を栽培していて、上記であげた「砂村三寸」と
「川崎三寸」も栽培していたのだそうです。
この人参はとても鮮やかなオレンジ色をしており、味も非常に良いです。
また、この人参は年に2回も栽培・収穫が出来るのでそれはそれは重宝されていた野菜なのです。
しかし、この馬込大太三寸人参が栽培されていたのは昭和37年頃まで。
それ以降は栽培されなくなったそうです。
栽培が行われなくなった理由は「宅地化」です。
次々に畑が無くなっていってしまったため、これ以上栽培をする事は難しいと判断したようです。
しかしそれでも馬込大太三寸人参を消さないようにと、
昔からこの人参の事を知っている人達の間で極少量ではありますが、栽培を行っています。
ただ、これは個人的に作っているだけですので販売などはしておりません。
馬込大太三寸人参は、名前の通り太くて短い人参です。
大きさは一番大きくても13センチ程度で、
一番太い太い所を測ると7センチから9センチにもなるそうです。
また、馬込大太三寸人参の根の方は尖っているのではなく、丸くなっています。
太くて短い上に先端が丸くなっているので、とても可愛らしい印象を受けるのではないでしょうか?