兵庫の伝統野菜:丹波ヤマノイモ(たんばやまのいも)
兵庫県で栽培されている丹波ヤマノイモは、普通の山芋と違って丸い形をしていてとても大きく、皮が黒いのが特徴の野菜です。
また、丹波ヤマノイモと自然薯は生物学上では種が違うのだそうです。
この丹波ヤマノイモは、古くは江戸時代からその存在が確認されています。
当時は篠山藩主である青山公に献上したという事でも知られており、
また昭和天皇にも献上していたのだそうです。
なので、このイモはとても古い時代から親しまれていた野菜なのです。
また、戦国時代から既に栽培が行われていたというような記録も残されています。
丹波ヤマノイモがとても品質の良い野菜なのは、このイモを育てている地域に理由があります。
丹波ヤマノイモを育てている場所は昼と夜の温度差が非常に激しいため、
昼に取り込んだ栄養を夜の間グッと押さえ込むので、必要な栄養を逃がさずに済むのです。
そのため、他の山芋よりも粘り気が強いものへと成長していくのです。
高級食品として知られている丹波ヤマノイモですが、
どんなに高級なものでも二級品というものが存在するのだそうです。
その二級品を種芋として売りに出し、育てると今までにはない程の高品質な山芋が育つのだそうです。
そんな丹波ヤマイノイモはとても粘りが強く、糸引きが良い野菜なのですが、
丹波ヤマノイモに含まれているアミノ酸の量もまた多いのです。
そのアミノ酸の総量を測定したところ、他の山芋よりも断然多く含まれていたそうで、
今ではトップクラスの量を誇っています。

