佐賀県の伝統野菜:女山大根(おんなやまだいこん)
女山大根という野菜は、佐賀県にある「女山」という山の麓で栽培がおこなれている伝統野菜のひとつです。
この大根は江戸時代からこの場所で代々受け継がれてきた野菜で、
この頃から品種改良などは一切おこなわれていません。
普通、大根と言えば青首大根や白首大根を想像するかと思います。
しかし、この大根はどちらにも当てはまる事の無い「紅色」をしているのです。
上から下まで真っ赤というわけではありませんが、
この色は根の部分だけではなく茎や葉の部分まで紅く染まる非常に変わった品種の大根です。
さらに普通の大根と違うのはその大きさです。
女山大根は普通の大根よりも栽培期間が長いために重さにすると標準で5キロ程度、
最高だと10まで成長するのだそうです。
しかしだからと言って品質が下がるわけではなく、
むしろ一般的なものよりも味は良いとされています。
ですので、大根を大量に使用する時などにはおススメかと思います。
また、女山大根は一つ一つが非常に緻密にできている上にとても甘味が強い品種ですので、大根の辛味が苦手だという方にはピッタリの野菜なのではないでしょうか?
この女山大根は上記でも説明した通り甘味が非常に強い野菜なので、
それを上手に活かして煮物にしても美味しいですし、サラダなどの生で食べるスタイルにも適しています。
最後に、佐賀県では平成19年から「女山大根まつり」
という催しを毎年2月に行っているそうなので、
興味ある方は2月頃に行ってみてはいかがでしょうか?