宮城の伝統野菜:仙台長茄子(せんだいながなす)
仙台長茄子は別名「紫紺長茄子」とも呼ばれており、
その大きさは10センチ程度で皮が一般的なものより薄いのが特徴です。
この仙台長茄子が日本にやって来たのは戦国時代の事だと言われております。
仙台でとても有名な戦国武将伊達政宗が、
1593年に朝鮮の役という戦に出陣してからの事だとされています。
朝鮮の役で博多にいた藩士の人が、そこで栽培されていた茄子に興味を示し、
その種子を持ち帰って仙台の地で栽培を始めたのが仙台長茄子の始まりです。
こうして茄子を栽培し始めたのはいいのですが、
当時は「一富士、二鷹、三茄子」と言われるように、とても貴重なものとして扱われていたので、
一般の庶民は当たり前ですが、大名ほどの身分の高い者であっても
なかなか口に出来る食材ではなかったそうです。
また、この長茄子が生まれたインドやイギリスなどでは観賞用として親しまれてきましたが、
この他の国や地域では薬用として扱われてきました。
これは現在でも使用されていますし、
日本でも茄子の成分であるアルカロイドを使った薬品が多く出回っています。
普通茄子といえば丸くてぽっちゃりとしたイメージを思い浮かべますが、
この長茄子は名前の通り細くて長い、、ちょっと変わった茄子です。
主な調理法としては漬物が一般的ですが、
塩漬けや醤油漬けなどにして食べるととても美味しいかと思います。
この仙台長茄子は種からでも、漬物に加工されたものでも
通信販売で購入し取り寄せる事が可能なので、一度食べてみたいと思う方は是非お試しください。