宮崎県の伝統野菜:糸巻き大根(いとまきだいこん)
糸巻き大根とは、宮崎県で栽培されている大根の事で
表面に赤紫色をした横線があるのが特徴の野菜で、
現在は宮崎県を代表する伝統野菜のひとつとしても知られている野菜でもあります。
大根に糸のような横線が入っているだけでも珍しいのですが、
この大根は一般的に知られているような大根のように
何十センチと大きくなる事はなく短いのですが
とても可愛らしい外見をしていて、
また色も白い大根と紅色をした大根の2種類が存在しています。

 

しかし短いと言っても丸々と良く太っているので
ひとつだけでも満足していただけるかと思います。
また、大根には珍しく「焼畑農法」という
カブを栽培する時に使う方法で栽培されており、
この方法で作られた糸巻き大根は一般的な大根よりも甘味が強いというのが特徴です。
しかしながらこの糸巻き大根は化学肥料を使用してしまうと
甘味を出す事が出来ず、苦味ばかりが増してしまう為
肥料を使用する際は十分に気を付けなければなりません。

 

この糸巻き大根は上記でも書いた通り甘味が強く、
一般的な大根よりも2度から3度ほど糖度が高いといわれており、
生のままで食べるサラダなどにすると非常に美味しいそうなので、
購入した際は是非お試しください。
また、糸巻き大根はとても緻密な上に繊維質なので
煮物やおでんに使用しても煮崩れする心配はありませんし、
切干大根や漬け物などにすると歯触りが良くなるのでいろいろ試してみてください。

宮崎の伝統野菜:筍芋(たけのこいも)
主に宮崎県で栽培されているこの芋は、通常「京芋」と呼ばれている芋で、
外見は筍にそっくりな事からこの名前が付きました。
芋の種類では珍しく、頭を地面から半分ほど出しているのです。
販売期間はとても長く、9月から2月頃まで八百屋やスーパーなどで手に入れる事が可能です。

食物繊維やカリウム、ビタミンB1、でんぷんなどが含まれているので、
便通を良くする働きもありますし、疲労回復、また老化防止の役割も果しています。
そして、筍芋にあるぬめりが胃の粘膜をより丈夫にし、胃や腸の働きを助けてくれます。
筍芋の中でも美味しいものを選ぶには、まず表面の皮が平行になっているもの、
変に曲がる事なく真っ直ぐなもの、全身が良く太っているもの、
紡錘形をしているものを選ぶと良いでしょう。

買って来たあとの保存の仕方は、新聞紙に包み風通しの良い所で保存をします。
また、5℃以下という低すぎる温度の場所で保存をすると、
果肉が変色してしまうので注意が必要です。
何故、果肉が変色してしまうのこというと、筍芋が低音障害を引き起こしてしまうからです。

筍芋は主に、おでんや煮物などの和食に適した野菜です。
この芋は子芋の着生が他の芋よりも圧倒的に少なく、主に親芋を食用とする品種です。
大きいものでは長さ60センチにもなり、本物の筍よりも大きくなります。
また、煮くずれしにくい芋なので、味を良く染み込ませる料理などと相性が良いです。

宮崎の伝統野菜:シロ茄子(しろなす)

シロ茄子はもともとインドが原産地と言われていますが、
最近ではでも八百屋などで購入する事ができるかと思います。
名前の通り真っ白なこのシロ茄子は、他のナスにはあるはずの
「ナスニン」と呼ばれる皮を紫色にする為の色素が無く、
葉緑素も無い為表面が真っ白なってしまっています。
また、一般的なナスよりも皮が固いですが、栄養などは普通のナスと変わりはありません。

このシロ茄子は輪切りにして火をじっくりと通すと、
フォアグラのような食感になると言われています。
その他、フライにしたりスライスしたナスをサラダにして食べるのも良いでしょう。
このナスは色がないので、色々な料理に応用できるという所が長所です。

インターネットの通販でシロ茄子の苗を購入する事ができ、1ポット84円程度で購入可能です。
種の状態から買う場合は、約30粒入った小袋を577円で購入する事が出来ます。
種まきをするのはだいたい2月から7月で、
25℃から30℃くらいの時にまくのが良いとされています。
2月頃にまきたい場合はビニールなどを使うのが良いと思います。
定植する2週間程度前までに、肥料と土を良く混ぜておきましょう。
混ぜる深さは約20センチ程度で構いません。
ナスは肥料が大好きな野菜なので、定植をしたら2週間に1回追肥してやると育ちが良くなります。
3月頃に植えた場合、6月頃から9月の下旬頃まで多くのシロ茄子を収穫する事が可能です。


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